記事No.765 へのコメントです。
>オーレを飲んでみたい、でも自家製チーズケーキの方に惹かれております(笑)....非常に個性的なオーナーは、お客を選びます d(vv;
気に入らないと帰されるらしい.... ←未確認情報
でも、いったん....気に入られると、
コーヒーとバイクのウンチクに、止めどなく延々と....つきあわされます ←自ら確認済 (´Д`;)
わたしゃウマイコーヒーとは別に、4時間ほど軟禁状態を味わいました (笑)
別の日にお邪魔した友人は、6時間ほど.... )゜O゜( ヒィィィ
私が初めて、この店に行った頃のお話を少し.....
あれは、16歳の頃....ええ、もぉ22年も前のお話 (爆)
高校サボっては、愛車の HONDA CB-50S(105cc改)で信貴生駒スカイラインにて、日夜精進しておりました。
まだ「峠小僧」なんて小粋な呼び名も無い頃でしたねぇ〜
私よりも"元気な方"は、夜な夜な町中を暴走されていたようですが、
いたってマジメな私は、そんな体力も気力も持ち合わせていなかったので、
真っ昼間の山中を、バイクで「ハイスピード森林浴」してたんです。
で、いつものように、精進しておりますと、
後ろから豪快な白煙とともに....1台のYAMAHA RZ-350が迫ってきました。
登りでは、まったく太刀打ちできませんが、下りとなれば..........(゜-゜) トオイメ ..やっぱり太刀打ちできません (爆)
さっさと道を譲って、先に進んで貰ったんです。
余談ですが、その当時、「峠最速マシン」の名を欲しいままにしていたのが、先ほどの RZ-350 です。
詳しいスペックなどは、ネット検索していただくとして、
250cc並に軽い車体に、瞬発力の塊とも言える水冷2気筒350ccエンジンは、向かうところ敵なしでした。
パワーはあっても、それに見合うだけ車重もあった..当時の750ccなんて、一瞬で「おいてけぼり」できる俊足でした。
「やっぱ RZは速いわなぁ〜」と、メットの中で呟いていると、
もう一台..、RZ-350の白煙なんか「カワユク思える」ほどの、超豪快な白煙の塊が迫ってきます。
まるで山火事でもあったのかと思えるほど (^^;
で当然のごとく、道を譲ったんですが、
クセになりそうなカストロールの臭いをまき散らしながら、豪快に抜き去りつつ....
後ろ手にピースサインなんかしてくれた粋な奴でした (笑)
「こりゃきっと....RZ-350野郎を追いかけているんだ!」
そう思ったら、いてもたってもおれず、
彼らの壮絶なバトルを鑑賞させていただくため、コースカット開始。
信貴生駒スカイラインの抜け道を熟知していた私は、獣道をオフロードバイクよろしく走り抜け、
有名な鑑賞ポイントに到着。幸いにも...まだ彼らは到着していません。
安全なところに、ドッカと腰をおろして、高みの見物です。
見通しの良いその地点は、誰もが自分の技量以上に、張り切ってしまう有名なコーナー。
コーナー直前の短い直線で、どこまでブレーキを辛抱できるか....。
そして、どんなラインを選択して、どこからアクセルを開けてゆくか....。
ハングオンで豪快に寝かせるか、リーンウイズでキレイに抜けるか.....。
何かと見応えのある場所です d(vv;
すぐさま遠くの方から、恐ろしく甲高いエクゾーストノイズを響かせながら、今日の出演者達の登場です。
まず最初に、視界に入ってきたのが、RZ-350....。
そのスグ後を、まるで前者の背中を舐めるかのごとく、ピッタリと追従する..あの「白煙の塊」
「うぉ! ビタビタの テール to ノーズやん! こりゃコーナー手前のチキンレースがオモロイで!」
事の成り行きをワクワクしながら見つめる私など、まったく無視の状態で、
....2匹の"白煙"が、コーナーに飛び込もうとしています。
パァイ〜ン..パァイ〜ン..パァイ〜ン..
激しくシフトダウンしながら、ライダーの目は既にコーナーの出口を見ています。
「なぁ〜んだぁ ココで勝負かけな 男の子ちゃうやろ!」と思ったその時!
僅かに空いた内側の隙間めがけて、後ろのバイクが入ってゆくではありませんか!
「う!」....と声にもならない声をもらしつつ....目は釘付けです。
パァイィ〜〜〜ン!
ラインの隙間を捕らえたバイクは、なんとも形容しがたい雄叫びをあげたかと思うと、
この世のものとは思えない....恐ろしく濃い白煙を、3本マフラーが吐き出しました。
「あっ! 抜ける!」 )゜O゜( ヒィィィ
次の瞬間、インをついた「白煙の主」は、
「バイクはパワーじゃ無いよ! 乗り手のセンスだよ!センス!」と言わんばかりの美しいリーンウィズで、
峠最速バイクを抜き去ってしまいました。
「かっちょえぇっ!!かっちょ良すぎる!」 ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ
この光景が、私を「いつか"白煙の塊"のオーナーになる」原点になりました (笑)
もぉお気づきかと思いますが、そのバイクとは、HONDA MVX-250Fでした。
その後、紆余曲折あって、実際のオーナーになるには、18年もの月日を要しましたが.... (^◇^;)
....で、お話は、元に戻ります....。
あのMVX-250Fのライダーと、お友達になりたい!と思ったのは、健全な青少年の素直な気持ちです....たぶん。
頂上の駐車場で、休憩していてくれることを願って、一所懸命にその場所を目指しました。
オイルクーラーから怪しい湯気?が立ち上るほど追いかけた甲斐あってか....、
頂上の駐車場で、談笑している2人に追いつけました。
「すごかったすねぇ〜! いやぁ〜感動しました! ホント気持ちイイ!かったすよぉ〜」と、
ワケの分からぬ事をいいながらも、超フレンドリーモードで、接触開始です。
「はぁ〜」と、拍子抜けする返事を頂戴しつつ、一方的にまくし立てる私 (^^;
で、何を話していたのかは、サッパリ覚えていません (笑)
たぶん....、ワケの分からぬウンチクを ほざいていたと思います >私
太陽も、西の空にお帰りになる時間になって、おいしいコーヒーでも飲みに行こう!ってことになりまして、
「んじゃ! とっておきのコーヒーとバイクを味わいましょう!」と意味不明な誘いにのって、連れてゆかれたのが、
「喫茶・ミュンヒ」....だったってわけです。
あぁ〜長かった by 星野仙一 ヘ(。。ヘ)☆バキ\(^_^;)オイッ!!
現場に到着してみると、峠仕様のバイクが、ずらぁ〜と店の前に並んでいて、
そりゃもぉ、異様な雰囲気を醸し出していました。
「なんじゃこの店は?」
後ずさりしそうな私に気づいた案内人は、
「ここね、信貴スカとか、金剛とか走ってる奴らが、よぉ〜集まるんよぉ」
..とかなんとかいいながら、店の中に入って行きます。
店は決して広くありません。20人はマズ無理でしょ....あの広さは。
ましてや、店の真ん中にドカン!と鎮座する見たこともない巨大なバイク。
「あぁ..マスター! 今度の月曜日、いつもの5時に来るからな!」
「頼むわ!....予定では、あんただけやねん。他にも人手いるなぁ〜」
なんのこっちゃ?と思っていると、案内人が説明しだしました。
「あそこにあるのが、ミュンヒ....、で、もう一つ、けったいなのがあるんやけど、
それが、バンビーン。毎月、カワリバンコに展示しているんやけど、
バイクの入れ替えに人手がいるねん。この店せまいから、出し入れ大変なんよぉ
で、毎月、決まった日の朝5時に、有志が集合して、入れ替えを手伝うわけね」
「へぇ〜 おもしろそうですね」....と私が言った事も..記憶も無いにもカカワラズ、
「マスター! こいつ、手伝ってくれるらしいで!」 )゜O゜( ヒィィィ
「お! そりゃ助かったわな....頼むわな」
そんなこんなで、月曜日の朝5時に、集合させられるハメになりました (笑)
※ここで、終業時間となりました ヘ(。。ヘ)☆バキ\(^_^;)仕事中かい!
続きは....後ほど (^^;
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