記事No.1905 へのコメントです。
その他に重要なこともあります。ニーグリップをして腕の力を抜くこと。
これが無いと、スロットル開けるとバイクだけが起き上がろうとしても体が慣性の法則(?)で残ってしまうので恐怖に陥ることになります。(それに、円旋回してるときに左手が離せればニーグリップがしっかり出来てる証拠です。)
もちろん白バイ隊員の方々もこの方法を取っていますが、もう1つ裏技(?)使ってます。
フロントブレーキを掛けてフォークを一気に沈めて曲がりやすくして置いて、立ち上がりでブレーキ解除して直進性をあげている。
フォークが沈みきるまでの間はフロントタイヤの動きが一瞬スローになるのでその間に上半身を切り替える時間を稼いでいるはずです。
竜洋テクニカルコースで僕の後ろ走った方は、クランク部分で僕のブレーキランプがやたら付いてたと思いますがそれは ↑ の効果を狙ったためです。
横で見てた方は「怖い」と思われたようですが、その瞬間は冗談抜きでフロントの動きがゆっくりになります。
また、ブレーキ解除するとばねの反力で上に押し上げようとするので一瞬車体が軽くなりさらに起き上がりやすくなります。
ついでに・・・(オフセットスラロームを含む)スラロームではリアブレーキを多用するはずです。
スピードが落ちるので当然倒しやすくなるのと、スロットルを一気に開けてマシンを起こした時にオーバースピードになるのをあらかじめ防いでしまう目的で使う場合もあります。
ついでに・・・パイロンが無いのをいいことにスラロームで大暴走してましたσ(^_^)ですが、そのやり方について。
・充分倒れこんで、それ以上倒したくない時点でスロットルを一瞬強めに開けて車体が起き上がる力を作る
・↑と同時に内側の膝で思いっきりタンクを外側に押し込む(この時点でニーグリップが弱いとアウト!)
・そのまま起き上がり勢いで反対に倒れてくるので今度は逆に同じ事をする(・・・以下繰り返し)
なお、この場合は路面のマークをかわすだけなのでほぼストレートに抜けれたのでブレーキは使用しませんでしたが、職場の大型二輪指導員はパイロンがあってもとんでもないペースで駆け抜けていきます。(これは真似できないや・・・。)
以上。白バイ隊員のテクニックの解説?でした。 [ この記事にコメントを返信する ] [ 原文引用 ]