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引き続き、下記文章には、実話 1% 創作 99%が含まれます (^▽^;)
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2005/07/09 午後 06:30
加工屋さんに向かった辣腕メカニック氏からの連絡は..まだ無い。
私 「やっぱ..玉砕でしょうか? おととい出直して来い!とかなんとか..」
某店「断られたんだったら、スグに連絡あるはずやでぇ..」
私 「ですよねぇ..」
某店「あの辣腕メカニック氏な..、もとは..レース屋やねん。
ドライバーが予選で、車をめっちゃくちゃに..ぶっ壊しても、
翌日の本戦には、必ず元通りに修理する人やってん。」
私 「へぇ....」
某店「そんなことを、本業にしてたから、現場でいかに..車を復活させるか..。
あの人はソレに長けてるねん。そりゃもぉ..恐ろしいまでの執念持ってるでぇ」
私 「へぇ...。店構えだけ見てると..普通の修理工場なんですけどねぇ..」 ←失礼な奴 m(_ _)mペコ
某店「・・・・・」
私 「あ! そういえば、いつか、フェラーリのディノがリフトアップされてた..」
某店「あんなの..序の口!序の口!.. 土に還る寸前の..旧車を、完璧にレストアするなんてことも」
私 「なぬぅ! そんな特技もお持ちで!? φ(.. )メモメモ 」
そうこうしているうちに..某店主の携帯が鳴る。
どうやら..無事に戻ってきたようである。
全員が、いそいそと辣腕メカニック氏の工房に馳せ参じる。
辣腕「ラッキーポンでした!..親父さん、めずらしく残業してた!」
全員「おおおおおおおおおおおおおおおお!」
..ここにきて、幸せの女神は、鬼氏の愛車に微笑みかけたか?
某店「お!完璧やん!この加工!..さすがやなぁ〜」
辣腕「ここまでコレを..あぁ〜だ!こぉ〜だ!してあるので、マズ..間違い無いでしょう。」
某店「だわな..こりゃ逝けるな!」
暗いトンネルの向こうに、明るい出口が見えた。
作業が一気に進む!....かの様に思えた。
んが!..世の中、そんなに甘くない (^▽^;)ハハハ
それは、ショック本体を車体に装着する時に、起こった。
バラバラにされて負荷のかかって無い板バネは、床方向に反っている。
これを本来の位置に戻しつつ、ショック本体を装着しなければならない。
しかし、ジャッキで板バネを押し上げてゆくと、
超軽量のsmartは、そのまま..車体全部が上に持ち上がってしまう。
つまり、板バネの反力がsmartのフロント加重以上に強いということだ。
辣腕「ありゃりゃぁ〜....持ち上がってしまって、装着できましぇぇ〜ん..」
某店「うわぁ〜..なんてこったぁ..」
私 「なんか"重し"いりますねぇ..」
私のこの発言に、一斉に振り返り私を凝視する..全員 Σ( ̄□ ̄;)
某店「そやな..とびきり重たい"重し"があれば、車体は持ち上がらないわな..ニヒニヒ (▼▼メ)」
私 「へ?」 ←まだ気づかない奴
某店「鬼氏と泥沼くん..車内に入って!」
私 「げ! ワシが"重し"かい!」
某店「そそ..それも、超ヘビー級! (笑) 」
私 「・・・・・・」
どうせぇ...
このメンツでは最重量級ですよ!
たったの..90kgですよ! ←5kgサバ読みあり d(vv;
運転席と助手席に乗り込んだものの、
それでも..過重不足で、板バネのリフトアップとともに、車体全体が上に持ち上がってしまう。
私 「鬼氏!..フロントのフレームの上に直接..乗ってみてよ!
そそ、アッパーマウントの真上あたりがええなぁ..」
某店「だったら、泥沼くんが、乗れば..より強力やろぉ」
私 「いやぁ..私がソコにのって、フレームに万が一のことがあったら... (^^ 」 ←自爆
この作戦は大成功だった。いとも簡単に..ショック本体の装着完了。
大きな難関を突破した喜びは、どぉ表現したら良いでしょうか...。
時計は既に、午後8時。そこにいる誰も..晩飯を食うのも忘れて没頭してました。
で、喜びの表現は... 「腹減ったなぁ..」 (^▽^;)ハハハ
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