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【前回】 2004年4月某日(土曜日)
とにもかくにも、爺さんが入所できる施設が見つかりました。
さてぇ..次に問題になるのが、
どうやって爺さんを説得して、役所まで連れて行き、○○課で"相談"させるかです..
私と管理人、そして同居人のT氏が..管理人室に集まりました。
私 「あぁ〜だこぉ〜だ!..で、どぉなんよぉ」
管理「難しい問題やなぁ...」
T 「あのジジイにそんなこと、もぉ理解でけへんでぇ〜」
一同 (~ヘ~;)ウーン
私 「あ! ひらめいた! 簡単やん!
家主さんが、家賃滞納を理由に..追い出すんや!
そしたら、なんぼなんでも..爺さんは、困るやろ!
住むとこが無くなるちゅうのは、理解できるハズや!
で、車に押し込んで..そのまま..○○課..送りや!」
T 「なるほろぉ〜」
管理「んじゃ、早い方がええな」
私 「そやな..休み明けの月曜日にでも..決行しよか?」
T 「爺さん..これで、やっと施設に入れるなぁ..良かったなぁ」
こんな"密談"が管理人室で行われている土曜日の昼下がり。
当事者の爺さんは、いつものように..フラフラとマンションを出て行きました。
何処で盗んできたのか..新しい自転車にまたがって..。
しかしながら、この日を最後に..
彼は自分の足で、2度と..マンションに戻ることはありませんでした。
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