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※前回までのお話しは【こちら】
なお、今日のネタは、本人が動揺してテンパっていたので、画像を取り忘れました (木亥火暴)
ということで、状況を振り返ってみる。
■2006/04/15 スーパーオートバックス 布施高井田店
・ダイノジェットでエンジン出力を計っている時。
・アクセルを踏んでいたのは、その道のプロ..SABの○○氏。
・雨の日の測定だったので、タイヤを乾かす意味をあって、軽く回してからの測定。
※公開した動画は、その時のものです d(vv;
以下、アクセルを踏んでいた..SABの○○氏の説明
・1本目の測定開始。4速フルブースト(1.5k)で、
6000rpmを越えたところから、急にトルク感が無くなった。
なんで?と思いつつ、アクセルを戻しながら、クラッチを踏んだ。
そしたら、急にエンジン回転が停まって、エンジンストール。
・エンスト状態を脱出するために、押し掛けるの要領で、クラッチを繋げるも、
エンジンは2度と目覚めなかった..
以下、真横で一部始終を見ていた私の記憶
・一瞬、ポッっと黒い煙が出た。
・白煙・異臭等は、一切でていない。
なお..計測結果の画面を、私が目視した結果ですが、
90ps _____
/ \
60ps / │
/ │
後軸で..
3000rpm付近....60ps
6000〜7000rpm..90ps
....余談ですけど、SAB布施高井田でのカプチーノのレコードは、135psだとか ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ
アクセルを踏んでいた○○氏いわく、この車なら、120psは楽勝でしょぉ..とのこと。
エンジンストールした現状では、うれしいやら..悲しいやら..複雑な心境っすよぉ (/_;)
以下、私とSABの○○氏が確認
・永井電子のデジタルメーターで確認すると、
エンジン回転数は最大で7420rpmしか回していない。
・最大過給圧は、上限の1.5kまでキッチりかかっていた。
・最大油温 100℃、水温は適温(純正メーター)..異常なし。
・オイル、冷却水に異常なし。
・プラグのかぶり無し、プラグの火花..ちゃんと飛んでいる。
・燃料ポンプ..作動音が確認できない.. ←これが原因か?
SABの○○氏は、業界パワー?を使って (^^;
カプチーノのチューニングでは、知らない人はモグリだと言われる..
東大阪の某ショップに直電して、情報収集を始めた。
そこのメカニック氏によると、疑わしき順番は..
(1)リレー
(2)燃料ポンプ
(3)ECUからの燃料ポンプへの動作信号
..とのこと.. ますます..燃料ポンプ説が有力に.. d(vv;
ここで、WIN親父が、ドナドナ号にて..登場!
ほんと..泣きをいれて、15分後の登場は..神様です..(ー人ー)感謝
■2006/04/15〜16 ウインクラフトにて
以下、私とWIN親父の確認
・メインリレー、フェールリレーともに、異常なし
・燃料ポンプ直前までの、配線..異常なし。
・燃料ポンプ..作動音確認。
・ECUからリレー及びポンプへの信号線に断線無し
・セルを回してのクランキング音に、なんら異常なし。
..と、ここまで来て、困った..困ったですよぉ〜 ┐('〜‘;)┌
燃料ポンプを疑っていたのに、どうやら..動いているようです。
となると..原因はなんじゃ?
■2006/04/18 ウインクラフトにて
困ったときの..辣腕メカニック氏..登場!
現れるなり..いきなり、プラグをハズして、
圧縮計で..シリンダー内の圧縮を図りだした。
1番シリンダー..12k 異常なし!
2番シリンダー.. (-"-;) ピク
3番シリンダー.. (^▽^;)ハハハ
辣腕メカニック氏いわく..
「2番と3番シリンダー..綺麗に..ご臨終です」 (ー人ー)南無ぅ
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!!
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!!
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!!
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!!
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!!
そんなアホなっ!
白煙も吹かなかったしぃ..
オイルに冷却水も混じってないから、
メタルガスケットが..ご臨終になったワケでもないし..
ピストンが落ちたって音もしないしぃ..
軽やかにクランキングまでして、異音も無いでぇ〜
わっ!ワケわからん.. (~ヘ~;)ウーン
燃料ポンプの不具合ならば、エンジン以外のことなので、
WIN親父 with 辣腕メカニック氏に..お願いしようと、
ここウインクラフトさんへ入院したけど..
エンジン本体は、このカプチーノに乗り続ける限り d(vv;
オリエントワークスのヒゲ氏!..に任せると決めていたので、
ヒゲ氏に電話した。
あぁ〜だ!こぉ〜だ!と..今までの過程を説明したら、
「何やとぉ〜!..おもろいやんけっ!..スグ行くから!首を洗って待ってろ!」
..とは言わずに、(木亥火暴)
「了解!了解!..いずれにせよ..
エンジンのことは任せて貰えるとのことなので、スグに積車で、引き取りに行きますよぉ〜」
..と、なんて心強いお言葉! 頼れるぜ!兄貴ぃ〜! \(^O^)/
1時間後..
ヒゲ氏と、メカニック2名が、積車にて..ウインクラフトさんへ登場!
四の五の言わず..クランキングの音を聞いて、一言。
ヒゲ「伸びたか?」
私 「へ?何が?」
ヒゲ「恐らく..ヘッドボルト」
私 「あぁ..あれねぇ.. (^^; 」 ←まったく..何処の部品の事か分かってない返事 (笑)
ワケがわかってない私を、哀れに思ったのか、
ヘッドボルトが..何処にあって、何をしている部品かを、
同行されてきたメカニック氏が、優しく教えてくれました (^◇^;)
ヒゲ「ヘッドをめくってみれば、スグにわかるやろぉ..
ま、とりあえず..持って帰ろかぁ〜」
私 「なんで、そんなとこ..伸びるんですか?」
ヒゲ「それは..パワーが出過ぎたから.. d(vv; 」
私 (-"-;) ピク
ヒゲ「ヘッドボルトの強化部品なんて、あったかなぁ..」
私 「ガスケットが飛ぶ前に、ボルトが伸びるってあるんですか?」
ヒゲ「うちは、メタルガスケットだけやなしに、特殊シールも塗るから、
少々の事じゃ、ガスケットなんて、飛ばさないよ!」
私 「何ですか?その"怪しいシール"ちゅうのは..」
ヒゲ「1000馬力のプレッシャーにも耐える..ネバネバ..ヌルヌルな..やつ..」
私 「気持ち良さそうでつね..」
※一部、捏造された会話が入っています m(_ _)mペコ
私 「強化部品が無い場合は、どう対策するんでしょうか?」
ヒゲ「簡単や!..パワー落とせばエエこっちゃ!」
私 「そっ!それはっ!.. (/。\)イヤン! 」
ヒゲ「普通はな、パワーが出過ぎたら、後輪がチュルって滑って、余分な馬力を逃がすんや!」
私 「そっ.. それも怖いけど.. (^^; 」
ヒゲ「ところがなっ! パワー測定ちゅうのは、車をハーネスで縛り付けて、
タイヤをドラムに押しつけるやろぉ..アレがアカンねん!」
私 「はぁ... (^^; 」 ←やっぱり..理解してない図
ヒゲ「タイヤがスリップしないと、逃げ場を失った負荷は、何処にかかる?」
私 「デフ?」
ヒゲ「そそ!..そして、シャフト→クランク→ピストン→シリンダー内部」
私 「おぉ..なるほど」
ヒゲ「今回は、シリンダーまわりで、ガスケットやバルブが飛ぶ前に、
ヘッドを押さえつけているボルトが、伸びてしまったみたい。
まだ確定したワケやないけどな。」
そこに..メカニック氏が..
メカ「となると..ヘッドも歪んでいる可能性ありますねぇ..」
ヒゲ「だろうな.. 何処かで調達せなアカンでぇ」
メカ「F6Aの頭なら..なんでか..うちに転がってますけど」
ヒゲ「お! ええな!それ!..極貧修理でいこか!」
私 「その響き.. (・∀・)イイ!! 」
メカ「ま、水を張って、規定値以内の歪みなら..磨いてみますぅ..」
私 「なんや..よぉわからんけど..ヨロシクお願い致します m(_ _)mペコ 」
..サクッと
オリエントワークスさんの積車に乗せられて
転院していきましたよぉ〜 (^^)/~~~~
エンジンを下ろすことになったら..
ついでに..
クラッチやフライホイールも..※以下自粛 モゴモゴ ←懲りないアホ (^^;
※この続きは【こちら】
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